和歌山有田のみかん花の蜜を集めたフルーティーでさっぱり上品な味わいが特長の蜂蜜です。
みかん生産量全国一位の和歌山県。中でも400年の歴史と伝統を誇るここ和歌山有田はおそらく日本一のみかんの樹の密集地域。
そのためミツバチが採蜜をする範囲に蜜源はみかんの花だけという稀有な環境があり、みかんの花の蜜の純度がとても高い高品質なみかん蜂蜜が採取できます。
歴史をたどっても、和歌山有田は蜂蜜、養蜂にとって特別な土地です。
生産力がまだ貧弱だった江戸時代、当時最高の養蜂技術を持っていた有田の貞市右衛門(通称蜜市)数百群の飼育により多量の採蜜量を得ることに成功。
明治時代になり新政府は各種産業振興に積極的施策を進め、養蜂もその一つでした。
政府は東京の勧農局試験場に市右衛門の息子、市次郎を招き日本に初めて輸入されたセイヨウミツバチによる養蜂を研究、指導を行い日本の養蜂に大きな貢献をしています。
この商品を作るにあたっても一番ポイントにしたのは和歌山有田らしい個性が出た「みかんハチミツ」にすること。
「みかん花の純度の高い濃いものを!!」
と特別オーダーを出しています。
みかん花蜜の純度が高いので、この「みかんはちみつ」はより透明感のある黄色、サラサラと口どけやわらか、みかん花の香りが残っています。
商品デザインも透明感のある綺麗な色からイメージされたものです。
子供の頃からミツバチを育てるのが大好きだったので、自分の代になってみかん農家を辞め養蜂に専念したという生産者の方はみかん花蜜の純度の高さに一番の自信を持っています。
開花時期に合わせミツバチの活性を最高にするといったミツバチの管理技術に優れ、高品質の蜜を採取します。
オススメの食べ方はヨーグルト、チーズ、バター、紅茶など酸味がある食品にかけて食べること。
地元有田の人達は隠し味と、蜂蜜の酵素の働きで寒い時期でもルーが固まらないとカレーに入れたり、ドレッシングに混ぜるという人も多いです。
すっきりした甘さなので料理によく合います。
私が子供の頃は有田のどの家にも大きいビンが常備されていました。
風邪を引いたり、口を火傷した時にだけ食べさせてもらえた記憶があり薬的な使い方もしていたようです。
癖がない風味で合わせる素材の良さを引き出すのがみかん蜂蜜の良さ。
一つあると便利で重宝します!
風味を楽しめ違いがわかる「本場」「ホンモノ」の味です。